はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

ライアー、ライアー

先日、目から大きなウロコがポロリと落ちました。

その日、娘が卵を茹でていました。鍋には沸騰したお湯。その中に卵をゆっくり入れていきます。

ダメダメ。卵は水から茹でなきゃ割れてしまうよ。

大丈夫。卵を室温に戻してあるから。

ハラハラしながら見守っていると無事ゆで卵が出来上がりました。それもきれいに殻もむけてつるんとした美味しそうなゆで卵。

詳しく話を聞いてびっくりしました。私が学校の授業で習ったのと全然違う!

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家庭科で習ったゆで卵は水から茹で始めるのが鉄則でした。そして沸騰し始めるタイミングで箸でしばらくコロコロ転がすと黄身が片寄らずきれいに茹で上がる。今の今までそう信じていました。

ところが熱湯から茹でると黄身が片寄ることもなく、殻もつるんときれいにむけるではありませんか。私たちが教わって信じていたのは何だったの?

そういえばキュウリの切り取ったヘタをあくとりと信じて切り口をくるくる擦ってたっけ。あれも後に全く意味ないことだと判明しました。

昔から常識として学んでいた教科書が近年ことごとく塗り替えられていると聞きます。

もちろん決して誰かを騙そうとした訳ではなく、当時の検証の甘さだったり、不確かな情報が一人歩きした結果だということは理解できます。

世界中でとんでもない数の情報が飛び交っている現在、検証の甘い不確かな情報も混じっているのは明白です。たいがいは他愛のないものでしょうが、昔学校の部活で水を飲むのを禁止したように後になって命に関わるほど重大なことだったとわかったなんてこともたくさんあるのではないかしら。

そう考えるとゾッとします。

「今君たちが学んでいることは全てすでに過去の情報なのだ。決してそのまま鵜呑みにして過ごしてはいけない。」

ノーベル賞を受賞した大学教授が学生たちにそう諭したそうです。

今、巷に流れている情報もさも常識のような顔して私たちを騙しにかかってるかもしれません。

すぐ飛びつく事なく、ちゃんと考えてから信用に値することだけ取り入れていきたいですね。

 

それではまた。ありがとうございました。