はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

深〜いお仕事

私は家事ブログを観るのが大好きで、ほぼ毎日YouTubeで視聴しています。

快適な暮らしのヒントが見つかったり、きれいに整えられた室内に癒されています。

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ある日女性のブログを見つけました。

50代で一軒家に一人暮らし。結婚して息子さんもいるようなのに…。なんで?

よくよく観ていくとご主人が家を出て行ったのだとか。「君の良さがわからない」などという言葉を残して…。

画面に映し出された家の様子は整然と美しくてあしらわれた花や小物はセンス良く室内を飾っています。現在は一人分だけの食事も手を抜かずきちんと用意して食べています。

このご主人にとってこんな日常のことは彼女の「良さ」ではなかったのですね。

「夕飯のおかずは最低5品並べろ」などとご自分の奥様に当然のように言い放つ殿方。偉いのはそれを長年やり続けたあなたのお母様とさらにそれを毎日粛々とこなす奥様であり、あなたではありません。お母様と奥様の日々の努力にもっと感謝すべきですよ。

日常を作り、保ち続ける「家事」という大切な作業。根気のいる地味な仕事ゆえにそこに意義を見いだせない人達には男女問わず軽視されてきました。一時期専業主婦は年金ドロボー呼ばわりされてましたしね。

ある会社の事務員さんのおはなしです。

毎日来客にお茶を出すのが彼女の仕事のひとつだったのですが、彼女はお茶を出す相手の好みの飲み物から好みの温度、出すタイミングまで全て完璧に把握していたのだそうです。

「あそこのお茶は美味しい」と評判になり、会社の業績に多大な貢献をしたのだとか。

仕事って本来そうあるべきですよね。どんな仕事でも真摯に向き合って取り組めば素晴らしいスキルになるのです。

私は家事は突き詰めるほど面白くなるとても奥深い仕事だと思っています。

YouTubeで見る女性たちは家事を愉しみ、家族を想い、生き生きと毎日を誇りを持って生活している人ばかりです。

私も彼女たちのようになんでもない日常を慈しむ生活をしていきたいと思っています。

それではまた。ありがとうございました。