はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

小さな親切 大きなお世話

かつて親を介護していた女性が足をケガして歩けなくなったとき、身の回りの事が自分でできない辛さを身に染みて感じたと言っていました。

この方はきっと優しい人でとても献身的にご両親の介護をしていたのでしょうね。(ケガをしたのも近所の子供をかばってのことだそうで)それでも介護される側が求めていた事をちゃんと理解できていなかったと悔やんでいるというのです。

「相手の立場になって」とよく言われますが、それってとても難しい事だと思います。違う立場を考えても想像の域を出ることはないのです。


日本に長年住んでいる外国の人が見た目で判断されるのが苦痛だと言っていました。確かに日本語が解るのに英語で話かけられたり、普通にできることをいちいち事細かく説明されたら煩わしいだろうと思います。

でも初対面で相手がどんな人でどんな事を求めてるか解る人はまずいないのではないでしょうか。

誰もが仲良くしたい相手にどうアプローチしようか考えます。

誰もが困ってる様子の人になんと声をかけようか悩みます。

誰もがなんとか相手といいコミュニケーションを取ろうとしているのです。

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基本的に人は、特に日本人は相手の幸せを自分の幸せと感じる人が多いように感じます。

ほとんどの人が好意的にアプローチを試みているのだということを信じて欲しいです。

そしてそれは「見た目」だけという少ない情報から考えて絞り出した末の一言なのだとわかって欲しいのです。

ヘイト的な発言なぞは論外ですが、好意からの小さなノックはどうか許してほしいのです。


それではまた。ありがとうございました。