ウミガメ!グッジョブ‼︎
今、子供たちのなりたい仕事第一位はユーチューバーなんだそうです。楽しそうなことやってお金を稼げるならこんないい仕事はないと思っているんでしょうけど、そんなに世間は甘くない。
昔から子供たちはみなスポーツ選手やパイロット、警察官、歌手やモデルなど華やかにみえる世界に憧れます。そしてその裏側に血の滲むような苦労もあることを後に知ることになるのです。
私は専門学校を卒業してから約10年間出版社で働いていました。幸いなことにいい上司と仲間たちに恵まれて楽しく勤めさせていただきました。もちろん仕事だから大変なことはいっぱいありました。特に出版の仕事ですから締め切りに追われる日々がエンドレスに続きます。
「この業界に行くなら定時で帰れると思うな」
専門学校の先生からもそう言われていました。
だから残業は当たり前。時間外が月100時間超えたこともありました。家には帰って眠るだけで翌朝早くにはまた出勤しなければなりません。
特別な才能も持たない私ですが、それでも楽しくやってこられたのは単純にこの仕事が性に合っていたからなのだと思います。
周りから見たら信じられないほどきつい仕事でも本人にはどうってことない場合もあるのです。逆にどんなに華やかに見える仕事でも辛い人には辛いのです。辛い仕事なら辞めればいいのです。性に合う仕事と必ず出会えるはずなのですから。
浦安のワンダーランドのウミガメが仕事がつまらないと悩んでいた女の子に言ってました。
「目の前のことしか見えてないからつまらないと感じるかもしれないけど、キミの仕事で幸せになる人がたくさんいることを考えたら決してつまらないことをしてるんじゃないことがわかるよ」
毎日ほぼ同じことをやらなければいけないのが仕事。飽きずに続けられなければできません。仕事を面白くするかしないかは本人の気持ちの持ちよう次第なのではないでしょうか。
それではまた。ありがとうございました。