はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

スキ、キライ

何故子供はピーマンが嫌いなのか?子供を持つ母にとって好き嫌いは悩みのタネですよね。

基本的に人間はピーマンやにんじん、山菜などの苦味やえぐみを「毒」と認識するのだそうです。少しずつ経験を積んで、この味は大丈夫だと認識すれば食べられるようになりますが、経験値の低い子供は本能的に拒否反応を起こすそうです。

素材の状態(旬の時期や鮮度)や調理の仕方、食べる人の感度で違ってくるようですが、「毒」だと感じている食べ物を無理に食べさせられるのはつらいだろうなぁと思います。

うちの子供たちは双子ですが、タイプが全く違いました。好奇心が強くていろいろ食べたがる妹と違って兄は手絞りのオレンジジュースも嫌がりました。今思えばオレンジジュースの苦味がダメだったのでしょうが、その後も激しい好き嫌いで悩みました。当時は私も余裕がなかったので息子にも辛い思いをさせてしまいました。

そんな息子も大人になるにつれていろんな食べ物が食べられるようになりました。まだ多少食べられないものがありますが、本人のペースで経験を積んでいけばいいと思います。世の中の美味しいものをもっとたくさん知って欲しいですね。

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食べ物に限らず誰にでも好き嫌いがあります。「嫌い」という感情には「知らない」「理解できない」ことが大きく関わっているのだそうです。

「嫌い」だった人が付き合いを重ねて理解するにつれ「好き」に変わることもよくありますよね。

それでもやっぱり嫌いな人ももちろんあります。私は「嫌い」という言葉を使いたくないので、そんな時は「苦手」と言います。

理解しようと思っても理解できない人はたくさんいます。「嫌い」で関係を絶ってしまうのは簡単ですが、「苦手」で一度棚上げしてまた改めて付き合ってみるのもいいかもしれませんよ。

それではまた。ありがとうございました。