はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

旬の意味

今年は暖冬で暖かい日が続いています。私はセーターにマフラーを巻いて買い物に行っていますが、街では完全防寒で歩いている人を見かけます。テレビを見れば冷え性に悩んでいる人が多くいるとか。それ、もしかして食べてるものに原因があるのではないでしょうか。

私の友人にひどい冷え性に悩んでいる人がいます。その人の好物がキュウリと玉ねぎの浅漬けサラダ。たくさん作ってもりもり食べているのを見ていて「そんなの食べ続けてたら身体の冷え治んないのに」と思っていました(あまり美味しそうに食べるので言い出せなかった💧)。

食べ物には旬があります。特に土地に根をはり、環境に順応しながら育つ野菜はそこに住む人間に大きな影響を及ぼします。

春の野菜には冬の間ため込んだ毒素を流すデトックス効果があります。夏の野菜には暑さで火照った身体に水分を与えて冷やします。秋の野菜は冬に備えて細胞を養います。そして冬の野菜は寒さに負けないように身体を温めます。

今いつでもいろんな野菜や果物がスーパーに並びます。農家のみなさんが丹精込めて育てた作物は魅力的で私もつい買ってしまいますがそんな中にもやはり季節外れの作物はあります。

嗜好品として食べるには問題ありませんが、日常的に、ましてや「健康のために」食べつづけるのには疑問を感じます。ちゃんと旬の意味を考えて食べないと逆効果ですよね。

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マクロビオティックの考えに「身土不二(しんどふじ)」と「一物全体(いちぶつぜんたい)」があります。

身土不二」とはその人が住む土地柄と季節にあった食べ物を食べること。「一物全体」とは一つのものを丸ごと食べること。最近ゴボウを皮をむいて水にさらすのはダメだと話題になりましたよね。玄米もそうですが、野菜が本来持っている力を最大限に活かす食べ方をしていきたいですね。

それではまた。ありがとうございました。