はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

はしるおうちの作り方

私がキャンピングカーに興味を持ったのは旅行に使う一方で非常時の避難所として使えると思ったからです。いつ起こるかわからない大きな災害に備えておかなければならないと思いました。(今そういう目的でキャンピングカーを求める人多いそうです)

一通りの生活をある程度の期間続けるには装備を整えなければなりません。まずはソーラーシステム。いつもなら街やキャンプ場で充電できますが、非常時はそれもできなくなります。車内で調理できるようにせめてガス台は一口欲しいですね。あと簡単な電子レンジと冷蔵庫。これだけあればしばらく暮らせます。先日のプレキャンプで二段ベッドがついた車を試しました。仕様にもよるでしょうが天井の圧迫感があって(電車の荷物棚に寝ているよう)寝苦しかったです。柵やハシゴもなかったので落下の危険性も感じました。緊急時には使えませんね。

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私の実家は阪神淡路大震災で被災しました。家は土台がずれて歪みましたが、「全壊」ではないので建て直すことができるほどの国の支援は受けられませんでした。やがて両親は亡くなり昨年実家は取り壊されました。我が家だけでなく近所の崩れかけた空き家を見るたびに胸が痛みます。家はどんなに大切に暮らしていてもいずれ崩れてゆくのだと…。

一時期、以前住んでいた大好きな街へ移住して老後を過ごそうかと考えてもいましたが、元気なうちはキャンピングカーで日本中を巡り、そのあとは現在住んでいる部屋を使いやすく整えて終の住処にしようと思っています。

それではまた。ありがとうございました。