はしるおうち〜取捨選択の日々〜

キャンピングカー生活を目指して生活のコンパクト化をしていきます。

うつわのはなし

キャンピングカーに積み込むには陶器やガラスはタブーです。走行中の振動で割れやすいからです。それはわかってます。頭では理解しているんです。でも…でも…紙皿やプラスチックのうつわは使いたくないんです。「うつわ好き」なんて恥ずかしくて言えませんが、「民藝」にこころ惹かれます。民藝館を訪ね、河井寛次郎濱田庄司の作品を自分の生活に重ねてみるのが楽しい。ご本人の作品はとてもじゃないけど買えないので、それ風のうつわをひとつひとつ集めています。f:id:h22cosmos:20200125121420j:plain

旅のお供に選んだのは二つの小鉢。民藝館で求めた濱田窯のものと、京都で出会った青磁(作家さんの名前失念してしまいました。申し訳ない💦)。私の場合「流派」や「様式」というより「好き」で選んでいるので見る人からしたらバラバラかもしれませんね。

こだわりの一方、うつわに執着がありません。先日娘が誤って私が長年愛用してきた夫婦茶碗を修復不可能なくらいバラバラに割ってしまいました。その時も「あ、そうか…」で済んでしまいました。(割った本人は落ち込んでいましたけどね(笑))

ものにも寿命があると思いませんか❓いつからあるのかも分からないものがある一方、買ってすぐ割れてしまったりするものってあるでしょ❓いつの頃からか大切にしていたものが壊れても「この子は天寿を全うしたんだ」と思うようになりました。だったらいっぱい愛してあげよう。ていねいに使ってあげよう。そして壊れたら「ご苦労さま。ありがとう」と言ってあげよう。

それではまた。ありがとうございました。